関節リウマチ

レミケード®︎(インフリキシマブ)の特徴【生物学的製剤】

こんにちは、Dr.キウイ?です!今回は、リウマチ の生物学的製剤のTNF阻害薬の一つである「レミケード®︎」について説明していきたいと思います!


・レミケード®︎はTNF阻害薬の一つで、日本で初めての生物学的製剤。

・点滴製剤で(皮下注射はありません)、通院でのみ治療が可能。

・メトトレキサートと併用することが必須。


レミケード®︎(インフリキシマブ)は、TNF阻害薬の一つです。

レミケードは、日本で初めての生物学的製剤であり、またTNF阻害薬の中では唯一の点滴製剤です(皮下注射はないので、在宅での注射は出来ません)。

レミケード®︎の点滴は、初回を病院で行ったあと、2回目は2週間後に行い、3回目はその4週間後(初回の6週間後)に行います。

4回目以降は8週間隔(2ヶ月)で行います。

通院で点滴を打たなくてはいけないため、多少負担がありますが、2ヶ月毎の通院であるため、そこまで頻回ではない印象かなと思います。

また、効果が不十分な場合は、間隔を4週間まで短縮する場合もあります。

(レミケード®︎の点滴製剤)

また、レミケードはメトトレキサートを併用することが必須となり、メトトレキサートの内服が難しい方は、別の生物学的製剤等を選択することになります。

レミケード®︎はメトトレキサートを内服している方で、TNF阻害薬を点滴で行いたい場合に選択肢に挙がってきますが、現在は他にも多くのTNF阻害薬があり、必ずしも第一選択では使用されていないかと思います。

お読み頂きありがとうございました。参考になりましたら、高評価。コメントをお願いいたします?