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SLEの治療について
SLEは、膠原病の代表的な存在ですが、症状の多様さから患者さんによって治療方法は大きく違ってきます。
ただ、やはり治療の核となるものはあります。そうそれは。ステロイドです。商品名だと『プレドニン®︎』という名前です。
プレドニン以外にも様々な免疫抑制薬はありますが、SLEの世界においても、プレドニンはまだ主流であるのが現状です。
プラケニル®︎(ヒドロキシクロロキン)について
また、最近はプレドニンの他に『ヒドロキシクロロキン(プラケニル®︎)』という治療薬もプレドニンと併せて飲む事が通常となっております。
プラケニルは、プレドニンのような免疫抑制薬ではなく、免疫調整薬に分類され、免疫抑制薬のような強い免疫抑制作用を持たないので、イメージ的には『マイルド』に免疫を落ち着かせる作用があります。
ガイドライン上は、通常、プレドニンのようなステロイドとプラケニルをベースの治療薬として飲みながら、症状に合わせて、さらに免疫抑制薬を追加する事が多いです。
例えば、SLEによる腎障害が強い患者さんだと、プレドニン、プラケニルに加えて、『ミコフェノール酸モフェチル(セルセプト)』を飲みます。
プラケニル®︎(ヒドロキシクロロキン)の特徴 【SLE】
今回は、SLEの治療薬である、プラケニル®︎(ヒドロキシクロロキン)について取り上げていきたいと思います。
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