関節リウマチ

アザルフィジン®︎︎︎( サラゾスルファピリジン )の特徴【関節リウマチ】

今回は、経口リウマチ薬の一つアザルフィジン®︎(サラゾスルファピリジン)について説明していきます!


〜 The Point 〜

・アザルフィジン®︎は経口リウマチ薬の一つで、免疫調節薬。

・間質性肺炎(リウマチ肺)がある場合も使用可能。

・ニューモシスチス肺炎予防効果を期待できる。

・効果は高い訳ではないが、副作用も比較的少なく、肺炎予防効果もあり、使用しやすい。


アザルフィジン®︎について

アザルフィジン®︎(サラゾスルファピリジン)は、経口リウマチ薬の1つで、「免疫調節薬」に該当します。国内では1995年頃から使用されており、歴史の古いリウマチ治療薬です。

サラゾスルファピリジン(アザルフィジンの一般名)は、もともと潰瘍性大腸炎に使われていた薬です。リウマチでは、潰瘍性大腸炎に比べて少量で効果があります。

用法は?

用法は、 1 回 500 mgを 1 日 2 回内服します。

一つの錠剤が大きいので、内服が難しい方は、250mgの錠剤も処方可能です。

また、妊婦の方も使用可能です。

副作用は?

飲み始め初期のアレルギー反応がなければ、副作用は比較的少なく、安全に使えます。

副作用は、皮疹(掻痒感、蕁麻疹)がみられることが多いです。その他、まれに消化器症状(吐き気、胃部不快感、感機能障害)や血液障害(白血球や血小板の減少)をみられることもあります。




特徴は?

  • 間質性肺炎(リウマチ肺)のある場合も使用可能。
  • ニューモシスチス肺炎の予防効果も期待できる。

アザルフィジン®︎の特徴は、リウマチ肺をもつ方でも、使用可能な薬剤になります。間質性肺炎があると、メトトレキサートといった薬剤は、使いづらくなるので、アザルフィジン®︎などを組み合わせながら治療していきます。

また、ニューモシスチス肺炎の予防効果も期待できると言われています。

ニューモシスチス肺炎は免疫抑制剤やステロイドを飲まれる方で、問題となる日和見感染症です。日和見感染とは、普段問題とならない弱毒菌が、免疫力が低下した場合に問題となる感染症のことです。

通常、ダイフェンやバクタといった抗生剤を少量飲むことで、予防しますが、アザルフィジンはする「スルファピリジン」という抗菌薬の成分が含まれており、ニューモシスチス肺炎の予防効果が期待できると言われています。

作用機序は?

アザルフィジンは、各々単体でどこかのポイントを阻害する訳ではなく、アザルフィジン自体が、広く抗リウマチ 効果を持ちます。具体的には、樹状細胞活性化の抑制、好中球遊走・接着の抑制、軟骨細胞や破骨細胞活性抑制によって、関節リウマチへの治療効果を発揮します。

注意点は?

アザルフィジン®︎は特に大きなデメリットはないですが、錠剤が大きいため、飲みづらいと患者さんからはよく言われます。

250mgの錠剤にすると、幾分飲みやすくなるので検討されるのがいいかと思います。

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